「日本一早く」天草の春マツタケ

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天草市本渡町広瀬の本渡青果市場で24日、天草産の春マツタケ2本が初入荷し、地元でコンビニエンスストアを経営する濱三千秀さん(55)が2本5万円で競り落とした。濱さんは昨年も春マツタケの初物を落札している。入荷は昨年より1カ月ほど早く、市場関係者は「3月の入荷は過去十数年で初めて。日本一早いのではないか」と驚く。

マツタケは23日に天草地域の山中で採られ、市場に持ち込まれた。長さ8センチで傘の直径9.5センチ、重さ40グラムのものと、長さ6.5センチで直径2.5センチ、重さ10グラムの2本。同市場には毎年4~5月に十数本が入荷するが、場所や持ち込む人は秘密。数年前までは関東方面にも出荷されたが、アカマツ林の減少や景気悪化の影響で、現在は地元で消費されることが多いという。

濱さんは経営する2店でマツタケを1本ずつ売る予定。「今年は入荷が早い。景気が良くなる福も早く来るかもしれません」と期待を語った。

朝日新聞より

 

春のマツタケ、1本2万4000円 採取地はマル秘

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天草市の本渡青果市場に28日、春マツタケが入荷した。30グラムで長さ11センチ。1本2万4000円で地元の青果卸売業者が競り落とした。

天草では例年春先にも出荷されるが、採取地は「天草のある山中」とマル秘扱い。実は3月末にも出荷があったが、「初出荷」と騒ぐにはあまりにも型が悪く、この時は入荷が「マル秘」に。

 

朝日新聞より http://www.asahi.com/komimi/SEB200705010011.html